#12

 

 

こんばんは。

#4 - 根暗事跡あたりで「毎日掃除!毎日トレーニング!」と書いて「人はいくつになっても変われる!」なんて鼻息荒く思っていましたが、もう毎日は無理ですね。

何の事はない、つまり、あの時は暇だったのですよ。あの時とは自粛期間の事ですね。

仕事や大学院の研究はもう本当見事に元通りになりましたから。むしろ休止していた分、忙しくなっていますから。毎日は無理です。僕はやはり僕です。

 

帰宅時間がとにかくまちまちなのです。

18時には帰宅できる日もあれば、21時、22時になったりもします。

そもそも与えられる夜の自由時間は日々バラバラなのに、そこに毎日決まったサイズの「掃除」「トレーニング」を組み込むのは無理があります。どんな形のパズルを与えられても同じピースを無理やりはめ込んでいる様な。全然上手い事言えませんでしたが、とにかく「ぶち込んでる」わけじゃないですか。僕はそんなにパワフルじゃないので無理です。

 

それならばどうするかと考えまして。

「朝やればいいじゃん」と。思い立ったのです。

夜の時間は不規則ですが、幸いな事に僕は毎日出勤時間はほぼ同じなわけです。

そうして今までより1時間半早く起き、朝にランニングと筋トレをする計画を立てました。

僕の事を知る人々がこれを読んで今何を考えているのかわかります。何故ならば僕も同じ事を考えたからです。「無理だろ」と。

僕のこれまでの人生を振り返れば、「朝早く起きて・・・」と言う時点で無理があります。

元々低血圧のせいもあってか朝にはめっぽう弱く、学生時代は常に遅刻と隣り合わせの生活を送っていましたから。

しかしですね、大学を卒業して仕事をし始めてからは起きれる様になったのです。

つまり低血圧が・・・とかなんとか言っていましたが、僕の場合はただの甘えであったと言う事ですね。僕が低血圧を言い訳にするのは本当に低血圧で苦しんでいる人達に失礼です。

僕が朝起きられる様になったのはある事に気が付いたからです。

30年弱かかりましたが気付きました。

「早く寝たら朝起きられる」と言う事に。いやはや大きな進歩でございますね。

 

そんなこんなで先月くらいから早起きをしてトレーニングをし始めました。

朝早く家を出なければならない日にはその分少し早く帰宅して、18時くらいにトレーニングをしたりもしています。

時間を「やりくり」していますね。

この「やりくり」している感じで、なんだか「うわぁ・・・大人になったな・・・」って感慨深く思ったりしています。

今思えば学生の頃は欲のままに目先のやりたい事で時間を貪り喰っているだけの存在でした。

ケダモノです。グルルルル

 

朝ランニングをし始めて気が付いたのですが、ランニングは時間帯によって走っている人の年齢層が違いますね。

朝は圧倒的に年配の方が多いですね。大学生の頃バイト終わり深夜に走っていた時は、仕事終わりのサラリーマンと思しき20代から40代くらいまでの方々をよく見かけました。

18時ごろに走っていると部活中の大学生達。

それで様々な年齢層のランナー達を見ていると、ランニング中の服装もそれぞれ個性が出て面白いなと思います。

ちなみに僕は

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この様なピタピタのインナー上下の上にTシャツとハーフパンツという出で立ちです。

全体を通して他のランナー達にもこのスタイルが一番多く見られます。

後は普通にジャージを着ている方であったり、ジーンズにパーカーみたいな格好で走っている方も見かけます。

個人的に心に響いたのはこの上の写真の格好からハーフパンツを抜いた格好です。

つまり下はピチピチオンリーです。

僕はこのピチピチのやつはあくまでもインナーであると思っていたので、最初に見た時には衝撃的でした。

しかしこの格好の方も意外と多くいるのです。

あまり人の格好にとやかく言うのも野暮であると言う事はわかっています。しかしこの下ピチピチスタイルは部活中の大学生、それも陸上部みたいな方がしていると凄くカッコイイのですが、あまり走るのが速くない方、と言うかあまり走り慣れていない様な方がしていると変態感が凄いのです。

陸上部的な下ピチピチマン達は「 ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・・・」と規則的で短い息遣いであっという間に走り去って行くのですが、走り慣れていない下ピチピチマンは「 ハァァァァッハッ・・・ハァァァァァァァァァァァァ・・・ヒュルルルルルル・・・」と不規則で長い息遣いでいつまでもそこにいるのです。

僕もたいしたペースで走る事ができるわけではないので、一度見かけたらしばらく並走です。

後、下ピチピチは体型によっても破壊力が違います。

ムチムチのおじさま達にも下ピチを見かけるのですが、股間の盛り上がり方が尋常じゃないのです。

その山も一塊の盛り上がりであればまだマシなのですが、どの方々もだいたいしっかりとパーツごとに浮き出ている方々ばかりで、ついつい目が行きます。棒と山。

 

それでもこれだけ個性豊かな服装をしたランナーが沢山いるという事に「札幌って都会だな」なんて思います。

田舎ではこうはいきません。ちょっと変わった格好で町を走ろうもんなら、ジロジロと見られ陰で噂されますからね。

僕の地元の田舎町で下ピチピチおじさまがランニングでもしようものならば、近所のジジイに「曲者じゃあああっ!!!」と竹槍で突かれて終わりです。

 

おやすみなさい。

明日も走ります。